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こんばんは。
台風が近づいているシルバーウイークですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は残念ながら今年のシルバーウイークは医院の移転が重なり、引っ越し作業と整理整頓に追われています。
さらに今日は世間一般的にはお休みですが、都内に出張診療でした。
もちろん歯内療法専門医としてです。
そこの歯科医院で経験した今日の患者さんのお話です。
最近「何本も神経を取られた」っていう理由からこの歯科医院を受診されたようで、私に紹介が来ました。
医院からは紹介患者さんの情報をお聞きします。
すると・・・。
実はその前に通っていた歯科医院は歯科業界ではちょっと名のしれた先生の診療所です。
本当にかなり有名で、歯科医師なら誰でも知っているような神様のような存在の先生です。
神経の治療がすでに2本されていて、もう一本は被せるためにガーッと削ってある状態で患者さんからは「しみる、しみる」と言われていました。
まずはすでに治療されている2本の神経の治療の質が低いのに驚いたのですが、何しろ被せるために神経と取るという昔からあるような診療をしていることに対してさらに驚きでした。
言いたいことは、どんなに有名な先生でも「何で有名か?」ですよね。
例えば、医師であれば糖尿病の治療で有名な先生がいるとします。その先生の医院に脳の検査に行っても良い脳の医療は受けられないと思います。
被せる治療(補綴って言います。)とかインプラントなどと歯内療法は全く別物です。
まれに両方とも上手い二刀流のような先生もいますが、ごくまれです。
つくづく感じた今日の出来事でした。
写真は2階の会議室兼セミナールームです。プロジェクターを天吊りしてもらいました。
スクリーンは100インチを選択。デカすぎたかな・・・。
スピーカーも天吊り4か所とフロント2か所、センタースピーカー、サブウーファーと完全に遊びの空間になってしまいました・・・。
2階は勉強会や症例相談のために利用したいと思っています。
写真は両国の歯科医院の1階部分です。着いたのが夜だったので真っ暗な入口から入りました。
中は受付部分から診療室内です。
今回の内装は少し雰囲気を変えてみました。
良いかどうかは患者さんの判断になると思いますが、質の高い歯内療法ができる良い環境が作れれば良いと思っています。
完成が楽しみです。
写真はユーカリが丘の旧医院ですが、パンダのマークの段ボールが沢山です。
何か片付けると殺風景ですね。逆に物が無くなるとこんなに広かったのだと驚きます。
マイクロエンド歯科のユーカリが丘から両国への移転完了まであと少しです。
これから引っ越しと片付けで忙しくなりそうです。
画像は術前術後のレントゲンで、下の前歯2本の再根管治療(根の治療のやり直し)の症例です。
「前医で何回も根管治療(根の治療)をやったが腫れが引かない。」という状況で私の出張先の医院に転院してきた方です。
術前に丸く大きい黒い影(X線透過像)がありますが、術後に小さくなっています。
この患者さんは私の根管治療が終了して3か月後の経過観察が会社の転勤のために受診できなくなってしまい、東北の同じ勉強会(PESCJ)の先生へ紹介させて頂きました。
紹介先の先生も私と同じ歯内療法の教育を受けているので非常にスムーズです。
状況としては歯頚部(歯の付け根の部分)に穿孔(パーフォレーション)を認め、感染レベルもかなり重篤の状況でしたが、MTAで穿孔修理を行ったのちに根管充填(神経の管に薬を詰めること)や支台築造(土台)を行いましたが、幸い治癒傾向(治っている)を認めます。
今回は歯内療法外科(根尖切除術や意図的再植術など)を行わなくて済みそうです。
長期的にはどうなるかはまだわかりませんが、とりあえずはめでたしめでたし!
写真はモンキーポッドの一枚板を購入した際の写真です。
両国の歯科医院の2階で使おうと思っています。どのような使い道がありますかね・・・。
内装の色と合うか不安ですが、楽しみでもあります。
先日、AAEからステッカーと会員カードが届いていました。
AAEとはアメリカの歯内療法の学会で、多くの歯内療法専門医が在籍しており、私もインターナショナルメンバーという形で在籍しています。
年に1回大きい大会があり、今年はサンフランシスコでした。
来年はニューオリンズです。
すでに航空券は予約済みで今から楽しみにしています。
今日も歯内療法に特化した勉強会の2日目に参加しました。
終了後は着替えて上海に出張のため羽田空港に来てブログを更新中です。
ちょうどお互いに紹介させて頂いている歯科医院の先生からメールが来て、週刊ポストから取材を受けたと報告がありました。
ご丁寧に内容も送って頂けたのですが、真実が記されています。
特に歯内療法の分野ではマイクロスコープ、ラバーダム、自由診療などについて記載されています。
徐々に日本の歯科界の真実が暴露されてきています。
皆が本当に正しい情報を得て正しい対応をしたいですよね・・・。
今日は私が所属している勉強会の日です。
PESCJというところですが、1年間のプログラムで、5月、9月、11月、1月の奇数月は東京で座学です。
写真のような感じでやっています。
なかなか奥が深いので継続して勉強する必要があります。
本日、印旛保健所に医療機関の廃止届を提出しました。
この届出が受理されれば正式に医院が閉院することになります。
本格的に歯内療法のトレーニングを受ける時期に当院を設立したのですが、あっという間に時間が過ぎました。
そして、この度全て閉院して両国へ移転することになりました。
色々と諸事情ありますが、色々な人に助けれ新しい動きをすることに。
今までも決して楽な道のりではなかったですし、両国へ行っても楽ではないと思います。
今後は歯内療法専門医として日本の歯内療法の質の向上、正しい情報が一般の方に認知されること、根尖性歯周炎の有病率を下げることにターゲットを絞り、日本国民および日本の歯科界が良くなるように活動していきたいと思っています。