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症例・ブログ

帰国する機内での歯内療法関連書籍の校正の修正作業

機内で書籍の執筆の原稿を昨日、海外から戻ってきました。

帰りの飛行機の機内では画面も無い機材だったため、仕事と読書に集中できました。

現在、歯内療法の書籍を複数の執筆メンバーの一人にして頂いています。担当している部分は3ヶ所ありまして、最後の校正の修正をやっていました。思ったよりも進んで一安心です。

今回の校正の修正は、「歯内ー歯周病変」でした。

クラックトゥース(歯牙破折)でも・・・

歯牙破折今日は日曜日ですが当院の診療日でした。午後に用があったため、何と朝7:30から診療開始!朝弱い私ですが、何とか起きて無事3名の診療が終わりました。

今日の方で歯の下の部分(髄床底)にヒビ(クラックライン)が入っているのを確認した患者さんがいらっしゃいました。

 

いわゆる歯牙の破折ですが、多くは抜歯になる事が多いです。しかし、今日の破折の場合は周りの付着が破壊されておらず、まだ抜歯しか選択肢がない訳ではありませんでした。抜歯になる方が多いのでまだラッキーかもしれません。

治療終了後に患者さんには、①今後は費用対効果が悪くなり、歯がいつダメになるかわからないリスクをご理解頂いた上で保存する。②リスクを取らず、現時点で抜歯する。という2つの選択肢をご説明し、ご理解頂いた上で①を選択して頂きました。

もってくれれば良いですが・・・。あとは祈るのみです。

治療を中断したらいかんぜよ・・・。

治療中断し放置したら歯根破折

根管治療途中で歯科医院に行かなくなって治療を中断していた若い女性の患者さん事例です。

「治療途中で行かなくなっちゃって、何かを咬んだらバキっと音が鳴ったんです!」との事です。(苦笑)

折れている可能性をお伝えした上で再根管治療を開始しました。浸潤麻酔してレジンの築造をマイクロスコープで見ながら除去していったら・・・。

あらら・・・。折れてますねえ・・・。しかもくっきり2本の破折線・・・。

口蓋側は肉眼でも破折線らしきものがエナメル質表面から見えていましたが、ポケットは4mmだったので気になっていましたが、近心にはもう1本の破折線を視認。明らかに離断していて保存不可と判断しました。

すぐに水酸化カルシウムを貼薬してキャビトンで仮封して終了しました。残念ながら治療中止です。まあ、患者さんには早くわかって良かったですね。とポジティブに考えるようにお伝えしました。

若いのに残念ですね。ちゃんと予約を守らず通院しないと歯が割れて神経取るだけではなく、いきなり歯を取ることになってしまいますので気をつけましょう。

 

カナダ人の患者さんが紹介されてきました

カナダ人の大臼歯穿孔症例

カナダ人で現在、日本に住んでいる方です。さすがは西洋人です。根が長い!!!

かなり前に右下6番(右側下顎第一大臼歯)の根管治療(神経を取る治療)をカナダで受けたとの事です。まあ、それなりに頑張って根尖部(根の先)までは頑張って薬を入れてある雰囲気です。

しかし、両方の根の先には黒い影があり、今回日本で痛くなってしまったそうです。根尖性歯周炎の急性化ですかね・・・。

そして、近隣の歯科医院を受診して再根管治療を開始したのですが、何回通っても痛みが引かないという事で、今回紹介してくださった歯科医院を受診されて応急処置を受けたら症状は落ち着いたとの事です。

ただし、今回のレントゲンを見るとわかるのですが、根の分かれている部分(根分岐部)に削った跡があります。カナダの歯科医院でやったのか?日本の歯科医院でやったのか?は定かではありませんが、穿孔(パーフォレーション)がありそうです。よって、かかりつけ歯科医院の先生は歯を抜くか?歯内療法専門医に診てもらうように説明したそうです。

通訳の方と一緒に来院されましたが、私の英検3級の自慢できない片言の英語で何とか説明し、せっかくなので通訳の方にもお願いし、治療の選択肢と費用、予後をご説明しました。

やはり若いカナダ人だからか、「抜歯してインプラントにするよ!」みたいにあっさりと返答。まあ、抜歯は立派な治療法ですし、今回は穿孔しちゃっているので間違いではありませんが、何とも悲惨です・・・。

少なくとも再根管治療は安易に手をつけるべきではありません。何でもない歯が一気に抜歯になる可能性があります。

 

何となくブログ再開

皆さまブログではご無沙汰しています。

何となくブログを再開しようかと思いつき、今日からブログの更新を可能な範囲でやっていこうと思っています。

宜しくお願い致します。

いきなり写真も画像も何もないブログからスタートです!^^

2回目の臨床懇話会で演者として

黒板に書かれた講演会次第今日は印旛郡市歯科医師会にて演者としてプレゼンしてきました。

一応現在も私は印旛郡市歯科医師会の会員であり、皆知っている先生ばかりでしたのでまだ良いのですが、開業している歯科医師ばかりを相手にプレゼンはいつやってもかなり緊張します。

演題からプレゼンの確認中

開始前にプレゼンを最終確認している写真です。今回のプレゼンは、昨年の同じ頃に開催された臨床懇話会で第2弾として「難症例の見分け方とその対応」という演題でお話してきました。

歯内療法では患者さんはもちろんの事、歯科医師も困っている方が多いのです。そして、その対応も人それぞれ違っていて患者さんは振り回されたり、良い結果が出ないで問題を抱えている方が多いのも事実です。そのような業界の問題点を考えてもらえるような内容にしたつもりです。


演者として登壇

しかしまあ、緊張しました。

歯科医師会からの講師依頼書類

講師依頼書類このたび、印旛郡市歯科医師会から「講師依頼」の書類が届きました。同業の公的な団体から講演を依頼されるのは名誉ですし、良いことだとは思いますが、一つ一つ責任を感じますので頑張って仕上げて、良い内容になり、かつ参加者が満足して頂けるような内容にしたいと思っています。

しかしまあ、今回は昨年に引き続き2回目の講演です。今から緊張する内容です。本当に人前でのプレゼンは苦手なもので・・・。

 

ただ、歯内療法が注目されている事は良いことだと思います。正しい情報が広がるように心してプレゼンしてこようと思っています。

都内の出張先にて・・・。

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こんばんは。
台風が近づいているシルバーウイークですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は残念ながら今年のシルバーウイークは医院の移転が重なり、引っ越し作業と整理整頓に追われています。
さらに今日は世間一般的にはお休みですが、都内に出張診療でした。
もちろん歯内療法専門医としてです。

そこの歯科医院で経験した今日の患者さんのお話です。
最近「何本も神経を取られた」っていう理由からこの歯科医院を受診されたようで、私に紹介が来ました。
医院からは紹介患者さんの情報をお聞きします。
すると・・・。
実はその前に通っていた歯科医院は歯科業界ではちょっと名のしれた先生の診療所です。
本当にかなり有名で、歯科医師なら誰でも知っているような神様のような存在の先生です。
神経の治療がすでに2本されていて、もう一本は被せるためにガーッと削ってある状態で患者さんからは「しみる、しみる」と言われていました。
まずはすでに治療されている2本の神経の治療の質が低いのに驚いたのですが、何しろ被せるために神経と取るという昔からあるような診療をしていることに対してさらに驚きでした。

言いたいことは、どんなに有名な先生でも「何で有名か?」ですよね。
例えば、医師であれば糖尿病の治療で有名な先生がいるとします。その先生の医院に脳の検査に行っても良い脳の医療は受けられないと思います。
被せる治療(補綴って言います。)とかインプラントなどと歯内療法は全く別物です。
まれに両方とも上手い二刀流のような先生もいますが、ごくまれです。
つくづく感じた今日の出来事でした。

両国の歯科医院の2階は?

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写真は2階の会議室兼セミナールームです。プロジェクターを天吊りしてもらいました。
スクリーンは100インチを選択。デカすぎたかな・・・。
スピーカーも天吊り4か所とフロント2か所、センタースピーカー、サブウーファーと完全に遊びの空間になってしまいました・・・。

2階は勉強会や症例相談のために利用したいと思っています。

両国の内装中の院内に潜入・・・。

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写真は両国の歯科医院の1階部分です。着いたのが夜だったので真っ暗な入口から入りました。
中は受付部分から診療室内です。
今回の内装は少し雰囲気を変えてみました。
良いかどうかは患者さんの判断になると思いますが、質の高い歯内療法ができる良い環境が作れれば良いと思っています。
完成が楽しみです。

 

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