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症例・ブログ

マイクロスコープ不具合のお詫び

本日午後の診療から突然マイクロスコープの調子が悪くなりました。

何と根管治療に必須であるライトがつきませんでした。当院のマイクロスコープのライトはキセノンというとても明るいライトを使用しており歯の内部から先端部まではっきり見ることができます。今回は突如使えなくなりさすがに困りました。何回かの調整により、ライトは復帰しましたが今度はズーム機能が使えないことが発覚しました。こちらもライトと同様に重要な機能なため、非常に困りました。しかし、何とか弱拡大で治療できるケースであったため、午後一番の患者様については無事に治療を終えることができました。次の患者さまについては、不安なケースであったため、患者様とも相談の上、日を改めることといたしました。最後の患者様については、できる範囲ですすさめせていただきました。

マイクロスコープも機械であるため、壊れることもあるのですが、この度はマイクロスコープの不具合により患者様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。

本日夕方にメーカーが部品を持ってきてくれすぐに復旧いたしました。木曜日からは通常通りの診療ができますので、よろしくお願いいたします。

 

 

診療時間の変更

3月より診療時間が変更となります。

★診療時間(3/2〜)

午前     9:00〜13:00

午後14:00〜17:30

診療曜日は変わりませんので、休診日についてはホームページに掲載の診療カレンダーにてご確認お願いいたします。

休診のお知らせ

2月26日〜28日まで担当歯科医師が中国出張のため2月27日(月)は休診となります。

よろしくお願いいたします。

 

NPO法人のカードが到着

昨年私は歯内療法におけるNPO法人の設立に関与しました。その際に理事のメンバーで資金を明確に分ける為にクレジットカードを各自作成したのですがNPO法人のクレジットカードがやっと先日届きました。これで少しづつですが活動をしていきたいと思っています。

診療以外にも私は以下のような事を意識していきたいと考えております。

「歯内療法」という治療項目の認知度の向上、歯内療法専門医の認知度向上、歯内療法専門医と一般開業医との棲み分けの推進、若手歯科医師の教育などなどです。

目標は一言で言うと日本全国に歯内療法専門医が散らばり、地域の方が歯内療法で困った時の受け皿を整えることです。

歯科医師過剰対策においても専門性を持たせて棲み分けをする事は非常に重要だと思います。皆にとって良い方向へ行けば良いと思っております。まだまだ未開拓な分野で時間もかかるとは思いますが皆様のご協力をお願い申し上げます。

AAE(米国歯内療法)に入会申し込み

本日、AAE(米国歯内療法学会)に入会申請書を記載しFAXで申し込みました。

前日に英会話のレッスンだったので先生に一応記載について確認してもらいました。

全て英語で記載するのは結構難しいものです。

種別はインターナショナルメンバーかアソシエイトメンバーか迷いましたが、内容を読んだらアソシエイトに申し込むべきだと判明しました。

入会が受理されると学術誌であるJOE(ジャーナル・オブ・エンドドンティクス)が送付されてきます。米国ですから当然英語論文ですが今後はこのような勉強法で頭を整理していかなければなりません。私にとってはキツいことも多いのですが何とか努力していきたいと思っています。

そしてEBM(科学的根拠)に基づいた歯内療法を実践していきたいと考えています。

最高記録!

今日はマイクロエンド歯科開院以来新記録の患者でした。
と言っても10人ですが・・・。
当院は健康保険が利用できない自由診療のみの歯内療法専門の歯科医院です。
よって一日の患者数は本来4人とか6人とかしか来ないはずです。
しかし今日は簡単な治療が多い上にコンサルテーションの方が多かったのでこのようになりました。
皆さんそれなりにシビアなケースですので結構大変です。
保険診療とはまた別の大変さがあります。
ただ、その分責任もやりがいも増加しますのでそれを自覚して今後歯内療法専門医に向かって進んでいきたいと思っております。宜しくお願い申し上げます。

歯内療法に特化したNPO法人設立

年末に日本の歯内療法をもっと良くする為にNPO法人を設立しました。詳細はまだ公開していませんが、今後は日本全国正しい歯内療法が広まるように活動していこうと思っています。

具体的には診療費用の適正化や歯内療法専門医などの明確化などになってくると思います。日本の歯科医療は全てフリーアクセスなのはメリットでもありますが、デメリットでもあります。特に歯内療法分野は不採算部門の最たるものですからより良い医療になるわけがありません。これは言い換えると保険制度の良い面悪い面と同様です。

今後は時代が変化して人々の価値観も変化すると思われます。例えば「水」「お茶」です。昔は誰も買いませんでしたね。こんなに皆がお茶や水を買うのを誰が予測していたでしょうか?

また、私の時代はかっこいい車に乗るのはステータスでした。今の若者は車はあまり興味がないと聞いています。このあたりも価値観の変化ですね。

歯内療法も変化しています。皆さんも変化を感じてみて下さい。

2月の土曜日の診療について

2月の第二土曜日は祝日のため休診となります。今のところ他の土曜日への振替はしない予定です。どうしても土曜日でないと来院出来ない方はメールにてご相談下さい。

なお、3月の土曜の診療日は3月3日の14:30から18:00までを予定しております。

ルールが守られない日本の歯内療法

今日は佐倉市の休日当番医として日曜の朝から待機して急患対応をしています。その中で歯内療法の処置中の患者さんが来院しました。他院で最近根管治療をして根管充填(Root canal feeling,略してRCF)後に仮詰めがとれたということでした。

根管充填とは神経の管を掃除したら最後に管を埋めて再感染をさせないように維持する為の処置です。いわゆる「神経をとった後に歯の内部に薬をつめる」行為です。そして一般的にはガッタパーチャというピンクやオレンジ色のゴムのような棒状のメインポイントと呼ばれるものにシーラーと呼ばれる粉と液を混ぜたペースト状の薬剤をつけて根管内に詰めてふたをして終わります。

今回は見るとガッタパーチャが完全に飛び出しています。さらにストッピングと呼ばれる材料で仮詰めしてあり、ほとんど崩れています。さらにむし歯の部分は除去しないで根管治療をしてあります。

本来であればむし歯の部分は全て除去してから隔壁という堤防のような形に詰め物をしてラバーダム防湿し、中は無菌的に治療しなければなりません。むし歯の部分には多量の細菌がいるはずです。菌を感染させないようにしなければならないのに入り口にむし歯が残っているのはどう考えても矛盾していると思います。

そして根管充填をしたらその後の仮封(仮詰めのこと)は厚みが3、5mmから4mm必要なのです。せっかく中をきれいにしたのに仮封が悪かったら口腔内から中に感染します。ストッピングと呼ばれる仮封の材料は残念ながら要求を満たしていないものです。このように無菌的にやらなくてはならない事が出来ていないのは要所で重要なルールを守れていないところに原因があります。

全ての歯科医院がこのような状況ではないにせよ結構同様なレベルは多いです。実際に私も卒後してすぐに勤務した歯科医院や歯内療法をきちんと理解できるまでは似たようなレベルでやっていました。一番問題なのはやっている本人が知らないで本当にそれで良いと思っているところが問題です。大学ではもっと根本的な事を本当は習うのですが、保険制度の中で診療していくと就職した歯科医院の考え方などで知らない間に間違った治療方法が定着してしまうのです。これは恐ろしいことです。

全てが上手く行かない訳ではないですが、徹底した無菌的な環境できちんと治療をするべきですし、自分ならそのような医療を受けたいです。ただし、その為には手間暇がかかりコストも時間もかかります。そこを患者さんには理解して頂くことが必要です。

2月5日の講演内容

2日目の講演内容

・Prevention against Bacterial Invasion(Crownal Restration)

・ポストと築造

・The Cracked Tooth Syndrome&Vertical Root Fracture

・再治療

・Mineral Trioxide Aggregate(MTA)

・Endodontic Microsurgery

 

残念ながら欠席しましたので今回は聞けませんでした。ただし、今後PENN ENDO STUDY CLUB OF JAPAN(ペンシルバニア大学歯内療法科の年間プログラム)を受講しますので嫌というほど論文を読む事になるのかと思っています。実は今かなり不安な状況です。

 

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