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歯内療法のNPO法人ECJ
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上海での出張歯科診療

専門医制度
specialist system

専門医制度について

アメリカでは専門医制度が確立されており、難症例などはGP(一般医)が歯内療法専門医に紹介して診療する仕組みが存在します。
日本では専門医制度が一部でしか確立しておらず、一人の歯科医師が何でもやるような仕組みです。医科の場合を考えてみてください。詳しいことはわかりませんが、おそらく入院施設が整っている大学病院などの総合病院を紹介すると思われます。歯内療法という分野は全てではないのですが、歯科治療の中では根本的に難しい部類に入ります(テクニックセンシティブ)。よって当院はGP(従来の一般的な歯科医院)では対応困難、もしくはより良い結果が出る確率を高めるための質を追求することを目的として存在しております。
日本ではまだ歯内療法という診療科は認められておらず歯内療法専門医という呼称もまだ公的に表記してはならない状況です。そのため先進国の中でも日本は歯内療法の質が低いことによる根尖性歯周炎が多いのも特徴です。

もともと私は全て何でもやるGP(一般医)でした。しかし、ある時期よりアメリカの教育を受けた歯内療法専門医に患者さんを紹介した時に大きなインパクトを受け、日本でもGPの歯科医師と歯内療法専門医の連携が必要だと考え、新たに教育を受けて自分の診療スタイルを変更することに至りました。今後も日本の歯内療法のレベルが向上し、結果として日本国民の根尖性歯周炎の有病率の低下につながれば良いと考えております。

日本の根管治療の問題点

日本の保険制度は世界的にみて恵まれている面もありますが、根管治療に関しては治療に必要な手間や時間が診療報酬に反映されていないため治療の質・内容共に限界が生じてしまうのは仕方がないことと思います。
例えばラバーダムは平成20年の保険改正で実質無料となり、その結果ラバーダムを使用する歯科医院が減る原因となり、根管治療の成功率が低くなることへつながるということも事実であると考えられます。

また、日本の歯科医療(補綴・インプラント・小児歯科など)の中で歯内療法は最も遅れている分野であると私個人は感じております。
・歯内療法においては北米が最先端技術・教育・専門制度が確立されている。
・日本の歯科大学では歯内療法の教育の質にばらつきがあり、
結果として歯科医院においても質のばらつきが出てしまっている。

本来なら歯内療法は診断とテクニックが非常に必要な専門的分野でありますが、日本ではそこまでの確立がされていないというのが実際のところです。
保険診療でマイクロスコープとラバーダムを使って・・・というのは10000円で出産する、1000円でフランス料理のフルコースを食べに行く・・・まさにそれほど大きな違いではないでしょうか。

海外診療費との比較

日本・アメリカ・スウェーデン・ドイツの主な歯科医療費

日本 アメリカ スウェーデン ドイツ
歯周治療 27,540円 161,400円 59,500~76,500円 112,746円
根管治療  前歯 4,680円 100,000円 30,600~34,000円 31,900円
臼歯 8,700円 150,000~200,000円 51,000~59,500円
インレー  臼歯 6,470円 50,000~100,000円 71,400~85,000円 53,700円
補綴治療(クラウン)
前歯
25,000円 150,000~200,000円 95,200~122,400円
臼歯 12,450円(生活歯) 150,000~200,000円 110,500~127,500円 65,900円
欠損補綴(ブリッジ) 37,690円 450,000~600,000円 178,500~197,200円 128,000~181,000円
メインテナンス 5,050円 12,000~33,000円 10,000~56,100円

・アメリカ…高い料金:専門医.安い料金:一般開業医
・アメリカのメインテナンス…専門医:ペリオドンタルメインテナンス,一般開業医:スケーリング&プロフィー,アダルトプロフィラキス
・スウェーデン…高い料金:開業医,安い料金:公的医療機関(ヘルスセンター、大学)
・スウェーデンのメインテナンス料金…SRP を含む.含まない場合は10,000~12,000 程度
・スウェーデンのデンタルナースによるメインテナンス料金…4,750 円/年1 回
出典 歯科展望 2007-1、ドイツ2006Bemaより試算

自由診療と保険診療の違い(当院の考え方)

保険診療 自由(保険外)診療
適用 保険診療のルール
エビデンスに基づかない
北米の歯内療法専門医に準ずる
概要 最低限レベルの治療
(従来通り)
・マイクロスコープを使用した治療
・厳重な無菌的処置
・手順や、材料にこだわり最新の治療法で歯にとって 最善を尽くすことができる。
・時間(トータルで保険の2倍以上の時間)をかけて丁寧にできる
費用 安い(数千円) 高い(数万~数十万円)
1回の予約時間 30分以内のことが多い 60~90分
通院回数 多い 少ない(1~3回)
マイクロスコープ(※) 使用しないことが多い 高性能マイクロスコープを使用
無菌的処置 不十分なことが多い

ラバーダム・隔壁法を
行わないことが多い

科学的根拠に基づく(徹底している)

・ラバーダム防湿 ・隔壁法 ・仮封

・滅菌消毒システム ・使い捨て製品の使用

ラバーダム防湿 しないところが多い 必ずする
使用薬剤 薬事法で認められたもののみ使用可 認可(薬事)のおりていない薬についても患者さんの同意のもと歯科医師の裁量で使用することができる(MTA、水酸化カルシウム(粉)など)
根管内消毒 消毒薬による化学的な洗浄が
十分にできない
十分な消毒薬による化学的な
洗浄ができる
土台作り時の
ラバーダム防湿
なし 必ずする
成功率(※※) 50%以下
保存できる神経も時間やコスト・技術・器具の問題から神経を取るケースになりやすい
根管(初回)治療 90%以上
     再治療 60〜80%
     外科的歯内療法 90%以上
     (アメリカの歯内療法専門医)

(※)マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使用した治療
北米の多くの歯内療法専門医はマイクロスコープを使用していますが、日本全国ではまだそこまで普及していないというのが現状です。
(※※)科学的データに基づいたものではなく、一般論です。

歯科医師の肉眼では見えないものが見えるようになり精度の高い治療を行うことができる。


保険診療は国が決めたルールに基づいた診療を行わなくてはならず色々な制限があります。使用できる薬剤などに限りがあり、例えばMTAセメントの場合、覆髄(神経を保護する処置)のみに認可が下りており、根管充填や外科的歯内療法の際の逆根管充填やパーフォレーションリペアなどでは使うことができません。一方、自由診療では制限はなく患者さんにとって必要でかつベストな治療を行うことができます。

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