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カナダ人の患者さんが紹介されてきました

カナダ人の大臼歯穿孔症例

カナダ人で現在、日本に住んでいる方です。さすがは西洋人です。根が長い!!!

かなり前に右下6番(右側下顎第一大臼歯)の根管治療(神経を取る治療)をカナダで受けたとの事です。まあ、それなりに頑張って根尖部(根の先)までは頑張って薬を入れてある雰囲気です。

しかし、両方の根の先には黒い影があり、今回日本で痛くなってしまったそうです。根尖性歯周炎の急性化ですかね・・・。

そして、近隣の歯科医院を受診して再根管治療を開始したのですが、何回通っても痛みが引かないという事で、今回紹介してくださった歯科医院を受診されて応急処置を受けたら症状は落ち着いたとの事です。

ただし、今回のレントゲンを見るとわかるのですが、根の分かれている部分(根分岐部)に削った跡があります。カナダの歯科医院でやったのか?日本の歯科医院でやったのか?は定かではありませんが、穿孔(パーフォレーション)がありそうです。よって、かかりつけ歯科医院の先生は歯を抜くか?歯内療法専門医に診てもらうように説明したそうです。

通訳の方と一緒に来院されましたが、私の英検3級の自慢できない片言の英語で何とか説明し、せっかくなので通訳の方にもお願いし、治療の選択肢と費用、予後をご説明しました。

やはり若いカナダ人だからか、「抜歯してインプラントにするよ!」みたいにあっさりと返答。まあ、抜歯は立派な治療法ですし、今回は穿孔しちゃっているので間違いではありませんが、何とも悲惨です・・・。

少なくとも再根管治療は安易に手をつけるべきではありません。何でもない歯が一気に抜歯になる可能性があります。

 

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