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大学病院からの患者さん

昨日の初診患者さんで、1本の歯の治療のために数件の歯科医院へ行って最終的に当院に来院された方がいます。このような状況を皮肉っぽい言い方かもしれませんが「ドクターショッピング」と呼ばれます。うつ病の治療などでもよくある事だという内容がウェッジという月刊誌などで紹介されていました。

実は歯科の歯内療法領域でも日本全国でかなりのドクターショッピング状態の患者さんがいらしゃいます。これは私個人的には社会問題だと思っています。色々と原因があります。

①保険診療での診療報酬が安すぎる。

⇒単純に言うと保険診療では1万円くらいしか報酬が支払われません。1万円しか入ってこないのに歯科医療機関はどのようにして精密な治療ができるのか?マイクロスコープの費用や滅菌消毒のコストは?どこからでるのか?

多くの歯科医師はこの矛盾の中で診療しなければならない日本の現状があります。

 

②大学での歯科医師の教育の問題(標準化が全くできていない)

⇒大学病院では歯科医師によって力量のばらつきが大きいです。しかし基本的には保険診療できちんとした事を受けられる場所ではあります。保険で受診するのであれば大学病院が選択肢になるでしょう。しかし患者さんが多く難しい問題があります。一開業医が意見を言える事ではないと思っています。

 

③患者さんの問題(歯の治療に数万円を負担するということに対して高いと感じてしまう状況)

⇒日本は国民皆保険という考え方で戦後から制度ができて運用されてきました。残念ながら医療技術も進歩したため、歯内療法領域に関してはどう考えても保険診療で良い事をするのは難しい状況だと思います。

 

今回の方は最終的には某大学病院の歯内療法科まで行ったあげく痛みが引かずホームページを検索し当院に行き着いたそうです。ただし、保険診療による歯内療法のため、何度も再治療をして長期化してしまったケースは本当に難症例になっていることが多いです。それも歯科医院での治療が難治化させてしまう訳です。

当院のようにアメリカの正しい歯内療法の教育を受けた歯科医院であれば奥歯の神経を取る治療は1、2回で終わります。(コストはかかりますが。)しかし、保険診療ですとダラダラと何度も通院し悪くなっていく事が多いです。「最初から歯内療法専門医を紹介すれば良いのに」と思ってしまうのですが、実際にはなかなか難しい問題が多く存在しています。まだまだ日本の歯内療法が良くなるには時間がかかると思っていますが改善すべき大きな問題だといつも感じています。

 

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